男の子、2歳差育児が辛すぎる。産後1年に育児ノイローゼ状態で書いた記事

2歳差で次男を出産してから約1年、育児が辛い状況のなかで書いた記事なので、ネガティブな表現が多く、読むと暗い気持ちになると思います。

また、この記事は私個人の経験から感じたことであり、現在育児ノイローゼ気味なので考え方が偏っていると思います。

親として、子育てのネガティブな記事を書くことには抵抗がありましたが、それでも記事にした理由は、数年後には忘れているかもしれないこの辛い感情を、育児真っただ中の今、言葉にして残しておいた方がいいような気がしたからです。

もくじ

2歳差育児でノイローゼになる理由(実体験による)

つい最近まで 「2歳差育児 辛い男の子 2歳差2歳差育児 無理2歳差育児 いつになったら楽になる」のワードでスマホ検索をする毎日でした。

2歳差育児のメリットや、おすすめする記事をみると「絶対に違う。その人の子どもが育てやすかっただけだ。」と正直思ってしまいます。

もちろん子供は愛おしく、自分の命よりも大切な存在です。心からそう思っています。いつかは2歳差で産んでよかったと思う日がくるんだと思います。

それでも私がおすすめ記事を否定する理由は、次男が生まれてから約1年、ほとんどの間、育児ノイローゼ状態だったからです。大泣きする二人を車に乗せて移動中、このまま事故ったらどうなるだろう…。と何度も頭をよぎりました。一歩間違えれば最悪の事態になっていたと思います。その寸前までいきました。

とにかく大変すぎて思考回路がおかしくなりました。

2歳児(イヤイヤ期+赤ちゃん返り)と0歳児のお世話を大人1人でするのは無理

長男が1歳半から3歳にかけてのいわゆるイヤイヤ期。個人差もあると思いますが、こんなに大変だとは思いませんでした。そのタイミングで生まれた次男。はじまるイヤイヤ期+赤ちゃん返り。それに新生児のお世話が加わります。

睡眠不足、ホルモンバランスが崩れている状態での育児。私の場合は、産後1ヶ月間は遠方に住んでる両親に来てもらい、義理両親のサポートもあり、なんとか乗り切りました。

長男が公園や児童館から帰る際に「帰りたくない」と大泣きすることも、手を洗っている最中にはじまる水遊びも、2~3時間おきに授乳が必要な0歳児と一緒に付き合わなくてはいけないということは想像以上に過酷でした。

次男が生まれて数ヶ月は、生活が大変すぎて、前日や数時間前の記憶が飛んでいました。人と会話をしててもとっさに言葉が出てこないことが多く「私大丈夫かな?」と心配になりました。二歳差育児に頭が追い付いていませんでした。

2人の子供と24時間ずっと一緒

大人1人で未就園児2人とずっと一緒にいることは想像以上に過酷です。

数年後、子供と離れる時間を持てるようになったら、この時期のことを貴重で幸せな時間だったんだと思えるかもしれません。でも当時はそうは思えませんでした。

毎日怒鳴ってばかりの自分が情けなくて、子供達に申し訳なくて、長男の幼稚園入園まで妊娠を待てばよかったんじゃないか…。と心のどこかで思ってしまいました。そんなことを考えてしまう自分を責める毎日でした。

長男が次男のお世話を邪魔する

オムツ替え

次男のオムツ替えを「やりたい」と言う長男。でもまだ2歳の長男には出来ません。

「ママがやるから見ててね。」と言っても納得してくれるはずもなく、ベビーベッドでオムツ替えをする私によじ登り、なんとかして手伝おうとします。13kgの長男を抱えながらのオムツ替え。

急いで替えたいのに、長男がおしり拭きを取り出すまで待ち、オムツのテープを留めさせ、私がやり直す。うんちは長男が納得するまでしばらく見せてあげる。何か一つでも気に入らないと癇癪を起こす。このやり取りが一日に複数回です。

授乳

次男に授乳をするのも大変でした。

長男が割り込んできたり、おっぱいを隠したりするので、児童館などで長男が遊んでいる間に授乳したり、自宅ではおやつをたくさんあげて、その間に授乳するようにしていました。

スーパーなどにある授乳室は、長男が脱走するので利用できませんでした。

外出

性別や性格もあると思いますが、長男は「手をつないで歩く」ということが3歳までは難しかったです。

「駐車場ではママと手をつなごうね」と何度言っても、守れるのは数分。虫や石が気になると急に走り出します。次男を抱っこしてるととっさに動けないので、事故と隣り合わせの毎日でした。児童館に行っても、じっと遊ぶことはせずに脱走。

3歳を過ぎると、長男の脱走は落ちつきましたが、1歳になる次男の脱走が始まりました。二人を連れての外出は、本当に目が離せず、神経をすり減らしていました。

寝かしつけ

毎日の寝かしつけは修行のようでした。

寝かしつけに使うバランスボールは長男に取られ、わざと大声を出し、抱っこ紐を付けると「抱っこして」と言って甘えてくる。やっとの思いで寝かしても、次男を布団におろした途端「〇〇も寝るー」とちょっかいを出して起こす。私が怒る。長男と次男が大泣き…。

長男がいることで、次男のお世話がスムーズに出来ないことはすごいストレスでした。手伝ってくれなくていい、邪魔はしないでほしい…。

邪魔したい訳じゃないのは分かってます。長男もまだ産まれてから2年しか経ってない、赤ちゃんみたいなもの。頭では分かっていても、私の思考と感情のコントロールが追い付きませんでした。

長男はあまりテレビを観ない子だったので、お世話してる最中にテレビで気を紛らわすことが出来ませんでした。

長男が昼寝しない

長男は2歳を過ぎた頃から、昼寝をしなくなりました。

一人遊びをしない。テレビもほとんど観ない、常に「ママ、ママー」の長男。しかも昼寝をしない。朝から長男の相手と次男のお世話をしていると、昼になる頃には体力的にも精神的にもぐったり、疲れ果てていました。

一日に1時間でも長男が寝てくれれば、心に少し余裕が出来たように思います。

長男が次男に対して暴力的

長男の気持ちを考えれば、しょうがないのかもしれません。

突然現れた次男にママを奪われたような気持ち。一生懸命作ったブロックやプラレールの線路を悪意なく壊す次男。それを2歳児が理解できるはずもありません。

引っ掻く、噛む、殴る、押すなどの次男に対する暴力行為は、生後10ヶ月頃まで続きました。

私も最初は長男の気持ちを理解してあげようとしていたのですが、次男に跡がつくほど噛みついたり、引っ掻いたりすることが続くと、私も我慢できなくなり、怒鳴って、手を挙げることもありました。

次男が長男の遊びを邪魔する(家で遊べない)

次男がずりばいをするようになってからは、長男がやっている遊びをことごとく邪魔するようになりました。

悪意がないのでしょうがないのですが、長男からしたら面白くありません。私が次男の気をそらそうと努力するのですが、家の中にいると限界があります。

子供2人を連れての外出は大変ですが、外にでないと気が狂いそうでした。

長男のトイレトレーニング

2歳差育児で過酷なのは、乳幼児のお世話をしながら、イヤイヤ期の2歳児にトイレや靴を履くなどの身の回りのことを教えていかなくてはなりません。

「できないけど自分でやりたい」2歳児に教えるということは、かなり根気のいる作業です。そこに乳幼児のお世話が加わると、大人1人では対応出来ないことが多く、完全にキャパオーバーでした。

長男のトイレトレーニング中は、家のトイレの前で次男に授乳をしたり、後追いする次男を抱っこしながら10分以上トイレの前で待ったり、やむを得ず、大泣きする次男を部屋に放置して長男のトイレに付き合うこともありました。

靴を履くことも、洋服を着ることも、まだ自分で出来ないけど「やってみたい」という長男。次男がぐずっている時はその要求に答えてあげられず、長男が癇癪を起してしまうことが何度もありました。その度に、長男とちゃんと向き合えていない気がして辛かったです。

大人1人では解決できない、慢性的な睡眠不足

次男が生まれる前は、長男が授乳や夜泣きで夜にほとんど寝れなくても、次の日には寝てくれることが多く、それに合わせて私も寝ることができました。

でも子供が2人いると、夜に次男が寝なかった場合でも、次の日に長男は元気なので「私の1日の睡眠時間は2時間だけ」という日が何日もありました。

慢性的な睡眠不足とホルモンが乱れた状態で、長男のイヤイヤ期と赤ちゃん返り、新生児のお世話です。これだけの条件が揃揃えば、育児ノイローゼにならない方がおかしいんじゃないでしょうか。

家事ができない

とにかく子供2人が目を離せないので、キッチンに長い時間立っていることができません。掃除はしなくてもなんとかなりますが、食事と洗濯はしないと生活ができません。

産後数ヶ月は、1人でやれるとこまで頑張ろうと努力をしましたが、大人1人で未就園児2人をみながらの家事には限界がありました。夫に「今は緊急事態」と伝え、義理実家に「甘える」ことを決めたことで少し楽になったように思います。

長男が幼稚園に入園するまでは、車で30分の距離にある義理実家に平日は午後から夕方までお世話になっていました。そうでもしないと子供を虐待するか、一家心中するか、交通事故に合うか、どれが起こってもおかしくなかったと思います。

次男の出産から約1年、少しずつ楽になってきた

次男が1歳を過ぎた頃から、ようやく少しずつ心に余裕が持てるようになりました。それは何かきっかけがあってとか、劇的に状況が変わってとかいう訳ではなく、辛い状況を何度も繰り返し、ダメな自分を毎日責め、周りに助けを求めることで救われ、それでも辛い。その繰り返しで日々が過ぎ、1年経って長男と次男が成長したことで育児が少し楽になったんだと思います。

長男が3歳になってイヤイヤが少し落ちつき、次男の離乳食が終わって夜にまとめて寝てくれるようになったことが大きいです。

また、幼稚園入園に向けて動き出したことで、いろいろな人と関わる機会が増えたということも良い影響を与えたんだと思います。

パパに育休を取得してほしかった

夫は育児に協力的なのですが、男性が育休を取得しづらい雰囲気が今の会社にはあります。

大人が1人増えるだけで全然違います。

二歳差育児を大人1人でするということは、睡眠不足でトイレに行くのも食事をするのもままならない、修行のような育児をするということです。

本当にしんどい時は、ママ友や専門家に話を聞いてもらっても、何も救われませんでした。食事や散歩中に子供2人が泣いている、ぐずっているその時に、一緒に対応してくれて、私の身体がしんどい時に30分でも布団で横にならせてくれる子育てのパートナーが欲しかったです。

子供のためにも、ママ1人でする日本の子育てが変わって欲しいです。

2歳差育児を1年経験して思うことは、頼れる実家か、頼れる夫がいなければ、ママが精神的に壊れます。

もっと保育園(一時保育)を利用したかった

専業主婦が保育園(一時保育)を利用する場合、自治体や条件にもよりますが、私の場合は、家事・リフレッシュとしての一時保育は月5回までしか利用できませんでした。

働いてる人が優先されるのは当たり前ですが、専業主婦でも、2人以上の未就園児を1人でみていてる場合は、もっと利用できてもいいと思います。

二人を預けたい訳じゃありません。長男だけでいいんです。リフレッシュを望んでる訳でもありません。慢性的な睡眠不足は大人1人では解消できないのです。

最後に

私自身、二歳差三人姉弟であったということ、年齢的にも早めに産みたかったということで二歳差で次男を出産しました。

この1年は想像以上に過酷でしたが、今現在、二歳差で次男を出産したことを後悔はしてません。長男も次男もとても大切な存在です。

後悔はしてませんが、二歳差育児をおすすめできる心境にはまだなれません。

※年子、二歳差、三歳差のどれが大変かという論争をしたい訳ではなく、私が経験し、感じた事を言葉にして残しておきたくて記事にしました。もし、嫌な気持ちになった方がいましたら本当に申し訳ございません。

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