お庭にあったらいいな〜と思ってた「池」をDIYしました。
防水モルタルを使って池を作るところから、モルタル造形・色塗りなどの全工程を、まとめて記事にしました。
- 防水モルタルの作り方
- 池にも使える防水塗料について
- モルタル造形に使った、モルタルの配合
防水モルタルで庭池をDIY
- 作業時間:9日間(1日1〜5h)
- かかった費用:15262円
- 池用防水塗料
- ラッカーうすめ液
- 砂、セメント
- マノール防水材(1kg)
- ステンレス針金 ※なくてもok
- ラス網、珪砂(5号)
- ソーラー噴水 ※濾過システムに使用
- NURO ※モルタル造形の色塗りに使用
- 柳刃鏝 ※モルタル造形に使用
- ローラー、刷毛
- 鶏と草のオブジェ(セリア)、鉢、濾過マット
- 池用の砂利
- 鉢底石 ※濾過システムに使用
- スコップ、トロ舟、鍬
- 鏝、左官バケツ
- NSハイフレックス、筆、ローラー
- バターナイフ ※モルタル造形の仕上げに使用
1、穴を掘って砂利を入れ、転圧する
作りたい池の大きさよりも、一回り大きい穴を掘り、砂利を入れて転圧します。
邪魔になる根っこはハサミで切り取っておきます。
穴を掘るのと、モルタルの手練り作業が、重労働で大変でした。
2、ラス網を設置する
モルタルのひび割れを防ぐために「ラス網」を設置します。
ラス網は、ホームセンターで切り売りしているので、予め、必要なサイズを図っておくといいと思います。
当初は、ステンレス針金でワイヤーメッシュを作ろうとしましたが、結構大変で(泣)途中で断念し、後日「ラス網」を購入しました。
3、防水モルタルで池を作る
セメント(25kg):砂(75kg):マノール防水剤(1kg)の配合で「防水モルタル」を作ります。
2回に分けて手練りしましたが、結構しんどかったです…。
体力的にも余裕がなかったので、防水モルタルがなくなったところで、本日の作業は終了。
後日、池の周りをモルタルを盛りました。この上にモルタル造形で岩を作ります。
大きい池ではないので、排水口は作りませんでした。
水替えはバケツや排水ポンプで行い、大雨の日は防水シートで対応しています。(※大きい池の場合は、排水口は作った方がいいかもしれません。)
4、モルタル造形で岩を作る
セメント(1):硅砂(2)+NSハイフレックス(適当)を混ぜて、接着力のある、きめ細かいモルタルを作ります。
珪砂は5号を使用しました。
下地にもハイフレックスを塗り、接着力を高めます。
モルタル造形には「ギルトセメント」が使いやすいそうですが、近所のホームセンターで取り扱いがなく、高額だったため、今回は使用しませんでした。
ゴム手袋を装着して、泥団子を作る要領で岩を貼り付けていきます。
モルタル造形には、先が三角に尖った小振りな「柳刃鏝」を使いました。バターナイフや焼き串など、キッチンにある道具が意外と使えます。
モルタル造形の岩作りは、2日間かかりました。
モルタル造形で岩を作るのが、今回のDIYで一番楽しい作業でした。
5、池用の防水塗料を塗る
防水モルタルの塗り厚に不安があったのと、モルタルの色ムラが気になったので、池用の防水塗料を3度塗りしました。
防水塗料は「池には使用できない」製品があるので、購入時は気を付ける。
6、モルタル造形の色塗り
NURO(ヌーロ)という水性塗料を使って、モルタルに色を塗っていきます。
チューブ状で、絵の具のように気軽に使えるのが嬉しい商品です。
カラフルな岩をイメージしましたが、全然うまくいかず、何度も塗り直しました…。なかなかコツが掴めずに、色塗りに2日かかりました。
7、ソーラー濾過システムを作る
底穴が多めに空いてる鉢に、鉢底石を入れ、濾過マットを敷き、ソーラー噴水を設置します。
レンガで底上げして池に設置することで、下から水を吸い上げて濾過する仕組みです。(※イラスト参照)
鉢底石は軽く、水に入れると浮くので、上から重し(鳥のオブジェ)を乗せました。
濾過石は高額だったため、実験的に鉢底石を使ってみました。
最後に
- 作業時間:9日間(1日1〜5h)
- かかった費用:15262円
噴水の音や、メダカの泳ぐ姿に毎日癒やされます。池を作ってよかったです。
購入した商品の紹介
↑購入した色は「グレー」です。
↑防水塗料を薄める際に使います。ラッカーうすめ液と、ペイントうすめ液は似て非なる物です。
↑モルタル造形に使いました。キッチン用のバターナイフもいい仕事してくれます。
↑購入した色は、ムーンライト、ローズピンク、水色、黒、白です。