クリーピングタイムの一種である「レイタータイム」を、約2年間育てました。
「育て方」と「成長記録」について記事にまとめました。
- 芝生に代わるグランドカバーになる?
- レイタータイムの育て方
- レイタータイムは踏んでも大丈夫?
レイタータイムは、芝生に代わるグランドカバーになる?
レイタータイムは、広い範囲(お庭全体)に植えるグランドカバーとしては、あまりおすすめできません。
- 成長があまり速くない
- 雑草抑制効果は、それほど期待できない
- 多湿で蒸れやすく、葉が茶色くなる
成長があまり速くない
8ヶ月後
成長があまり早くないので、庭全体を覆うまでに結構時間がかかります。
環境によっても結果は違いますが、8ヶ月でこの成長具合です。(※植え付ける場所周辺は、耕し、肥料をまきましたが、庭全体の土は改良してません。)
挿し芽(さしめ)をしなくても、切り戻した際に落ちた葉が自然に根付きます。
雑草抑制効果は、それほど期待できない
人が踏み入れることで土が固くなります。
その固い土では、雑草抑制効果が期待できるほど、レイタータイムが密に育ちませんでした。
花壇やプランターに植える方が、成長が速く、葉も密に育ちます。
多湿で蒸れやすく、葉が茶色くなる
多湿に弱く、蒸れると葉が茶色く枯れてしまいます。
わが家の庭は、水はけが悪いせいか、梅雨前に葉を切り戻しても、雨が続くと葉が茶色く枯れてしまいました。
梅雨前から夏にかけての、雑草の繁殖力が強い時期に、レイタータイムの約3分の1が枯れている状態でした。
レイタータイムの育て方
- 植える時期
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春、秋
- 植える場所
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日向から半日陰
- 水やり
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庭植えでは雨で十分(根付くまでは水やりをする)
- 管理方法
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多湿で蒸れると葉が茶色く枯れるので、梅雨前に葉を切り戻す
- 増やし方
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挿し芽(さしめ)で増やせるが、切り戻した際に落ちた葉が自然に根付く
まとめ
- 成長があまり速くない
- 雑草抑制効果は、それほど期待できない
- 多湿で蒸れやすく、葉が茶色くなる
レイタータイムは、広い範囲のグランドカバーとして植えるのではなく、花壇やプランター、木の下草などに植えるのがおすすめです。
多少、踏んでも大丈夫なので、レンガの目地や、玄関アプローチの脇などに植えるのもいいかもしれません。
ピンク色の花がとても可愛く、緑色がとても綺麗な葉で、ちぎるとタイムの香りが広がります。
ハーブなので、お料理のスパイスやハーブティー、お風呂に浮かべたりして楽しめます。