雑草対策として、ディコンドラ(ダイカンドラ)を約5年育てた私が「特徴」と「育て方」について記事にまとめました。
- 踏んでも大丈夫?冬は枯れるの?
- ディコンドラの育て方
- 育てるのにおすすめの場所
※ディコンドラはシルバー葉とグリーン葉の2種類があり、見た目と性質が異なります。今回紹介したのは、グリーン葉のディコンドラです。
ディコンドラの特徴
- 日向でも半日陰でもよく育つ
- 踏んでも大丈夫
- 多年草だが、冬は枯れてしまう
- 春から夏にかけての雑草抑制効果はあまり期待できない
日向でも半日影でもよく育つ
日向でも半日影でもよく育ちます。
ややじめっとした環境を好むので、梅雨時の成長はすごく早いです。
芝生が好まない日陰の場所でも育つのは嬉しいポイントです。
踏んでも大丈夫
実際に育てて分かりましたが、ディコンドラは踏んでも大丈夫です。
踏まない場所のディコンドラは草丈は伸びて、葉が大きくなりますが、よく踏む場所では葉が小さく密に生えます。その方が雑草抑制効果が高くなります。
ですが、踏み固まった土ではディコンドラが広がりにくいので、レンガの目地や踏石の周りで育てるのおすすめです。
多年草だが、冬は枯れてしまう
多年草ですが、冬は葉が茶色に枯れてしまいます。
春になって温かくなると緑の葉が生えてきます。
春から夏にかけての雑草抑制効果はあまり期待できない
冬に枯れてしまったディコンドラが密に育つよりも、雑草の成長の方が速いので、春から夏にかけての雑草抑制効果はあまり期待できません。
6~7月は「雑草を抜きながらディコンドラが育つのを待つ」という感じです。
草丈の低い雑草であればディコンドラに紛れてあまり気にならないかもしれません。
ディコンドラの育て方(種まき方法)
- 種を蒔く時期は、梅雨前がおすすめ
- レンガの目地、踏石の周りなどで育てる
種を蒔く時期は、梅雨前がおすすめ
地域によって種まき時期は異なりますが、私が住んでいる関東圏では4~7月です。
梅雨時の成長が早いので、梅雨前に種をまくのがおすすめです。
地表面を軽く耕して種をまき、種に少しかぶる程度に覆土し、水を撒きます。しばらくは踏まないように注意します。
レンガの目地、踏石の周りなどで育てる
ディコンドラは踏んでも大丈夫ですが、頻繁に踏み入れる場所は、どうしても土が固くなってしまいます。
固い土ではディコンドラが広がりにくいので、レンガの目地や踏石の周りなどで育てます。レンガの目地に植えると見た目も可愛いのでおすすめです。
また、じめっとした環境を好むので半日影の場所でも問題なく育ちます。
※レンガの目地周辺だけでディコンドラの種を3袋を使いました。
まとめ
- 日向でも半日陰でもよく育つ
- 踏んでも大丈夫
- 多年草だが、冬は枯れてしまう
- 春から夏にかけての雑草抑制効果はあまり期待できない
ディコンドラは、春から夏にかけての雑草抑制効果はあまり期待できませんが、種をまくだけで簡単に育ち、日当たりの悪い場所でも問題なく育ちます。
踏んでも大丈夫なところも嬉しいポイント。
踏み固まった土では広がりにくいので、レンガの目地や踏石の周りで育てるのがおすすめです。
芝生が育ちにくい日当たりが悪い場所のグランドカバーとして育てるのもいいかもしれません。