ディコンドラ(ダイカンドラ)の1年間の成長記録をまとめました。夏の雑草対策にはなるのか?冬は枯れるのか?などの疑問にお答えします。


「ディコンドラ」1年間の成長記録
- 春:冬に枯れた葉の状態のまま、暖かくなると徐々に新しい葉が出てくる
- 夏:ディコンドラよりも雑草の成長スピードが速く、雑草抑制効果はそれほど期待できない
- 秋:ディコンドラが一番見栄えのいい季節
- 冬:寒くなってくると葉が茶色く枯れてくる
春(3~5月)のディコンドラ

全体的に枯れていますが、根は残っていて、手で簡単にぺりぺりと剥がせます。見た目がちょっとグロテスク。

少し緑色の葉がでてきましたが、まだ土の面積の方が多いです。雑草もちらほら生えてきました。
春のディコンドラ・まとめ
冬に茶色く枯れてしまったディコンドラは、3月も枯れた状態でしたが、4月になって、少しずつ新しい葉がでてきました。ですが、まだ全体的に枯れているディコンドラが目立ちます。
春はまだ雑草が少ない方ですが、この時期に生えてくる雑草対策にはなりませんでした。
夏(6~8月)のディコンドラ

雑草がかなり目立っています。雑草は気が向いた時に抜いていました。

雑草がぐんぐんと生えてきました。雑草対策にはあまりなってないですね…。ディコンドラがないよりは大分マシ?
夏のディコンドラ・まとめ
夏は雑草に一番困る季節でもありますが、ディコンドラよりも雑草の成長スピードが速いので、春から夏にかけての雑草抑制効果はそれほど期待できません。
6~7月は「雑草を抜きながらディコンドラが育つのを待つ」という感じです。
今年の夏は雨の日が多く、ディコンドラが一気に広がりました。ディコンドラ9割・雑草1割といった感じです。
秋(9~11月)のディコンドラ

背丈の低い雑草は、ディコンドラに紛れてあまり目立ちません。

11月になり、枯れた葉が茶色と黄緑色のまだらになってしまいました。
秋のディコンドラ・まとめ
秋が一番、ディコンドラの見栄えがいい季節です。
剪定はしなくても問題ありませんが、年に4~5回、草丈が伸びている葉を切り戻すことによって、葉が細かく密生し、見た目が良くなります。
踏まない場所は、葉が大きく草丈も伸びています。よく踏む場所のディコンドラの方が、葉が小さく、葉の密生度が高いです。
冬(12~2月)のディコンドラ

北風が当たる場所のディコンドラは、ほとんど枯れてしまいました。
冬のディコンドラ・まとめ
ディコンドラは、冬になってほとんど枯れてしまいました。寒い風を遮るものがない、だだっ広い場所のディコンドラの方が全体的に茶色く枯れていました。
ディコンドラは、雪や霜に当たると地上部が枯れてしまいますが、多年草なので根が残っていれば春にまた生えてきます。
最後に
お庭のメインのグランドカバーとして、ディコンドラを約3年間育てました。
お庭全体の雑草対策としては、ちょっと頼りないかも。春から夏にかけては、あまり雑草対策にはならなかったというのが正直な感想です。
ですが、背丈の低い雑草を目立たなくする効果はありますし、日影のじめっとした場所でも育つのは嬉しいポイントです。
レンガの目地から生えている姿もかわいいので、植える場所を考えれば、とてもいいグランドカバーだと思います。


※私は千葉県在住、お庭は南向き、冬は霜が降りる地域です。成長速度などは地域によって異なります。
