ディコンドラ(ダイカンドラ)の1年間の成長記録をまとめました。
約5年育てた私が、夏の雑草対策にはなるのか?冬は枯れるのか?などの疑問にお答えします。
- ディコンドラは冬に枯れる?
- 夏の雑草対策になるの?
「ディコンドラ」1年間の成長記録
- 春(3〜5月)
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全体的に、冬に枯れたディコンドラが目立つ。
暖かくなってくると、徐々に新しい葉が出てくる。
- 夏(6〜8月)
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ディコンドラの梅雨時の成長は早いが、「雑草を抜きながらディコンドラの成長を待つ」という感じ。
雑草抑制効果はあまり期待できない。
- 秋(9〜11月)
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ディコンドラが一番見栄えがいい季節。
- 冬(12〜2月)
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北風が当たる場所、霜が降りる場所はディコンドラが枯れやすい。
※千葉県北西部で育てています。地域によって結果が変わります。
春(3~5月)のディコンドラ
冬に茶色く枯れてしまったディコンドラは、3月も枯れた状態でしたが、4月になって、少しずつ新しい葉がでてきました。ですが、まだ全体的に枯れているディコンドラが目立ちます。
春はまだ雑草が少ないです。
全体的に枯れていますが、根は残っていて、引っ張るとぺりぺりと簡単に剥がれます。見た目がちょっとグロテスク…。
少し緑色の葉が出てきましたが、まだ土の面積の方が多いです。雑草もちらほら…。
夏(6~8月)のディコンドラ
夏は雑草に1番困る季節でもありますが、枯れたディコンドラが成長するよりも、雑草の成長が速く、春から夏にかけての雑草抑制効果はそれほど期待できませんでした。
6~7月は「雑草を抜きながらディコンドラが育つのを待つ」という感じです。
雑草は気が向いた時に抜いてました。
今年の夏は雨の日が多く、ディコンドラが一気に広がりました。ディコンドラ9割・雑草1割といった感じです。
期待するほどの雑草対策にはなりませんでしたが、ディコンドラが生えてない場所よりは大分マシ…?
秋(9~11月)のディコンドラ
秋が一番、ディコンドラの見栄えがいい季節です。
剪定はしなくても問題ありませんが、年に4~5回、草丈が伸びている葉を切り戻すことによって、葉が細かく密生し、見た目が良くなります。
草丈の低い雑草は、ディコンドラにまぎれてあまり目立ちません。
11月になると、北風が当たる場所のディコンドラは枯れてきました。
冬(12~2月)のディコンドラ
ディコンドラは、冬になるとほとんど枯れてしまいました。
北風を遮るものがない、だだっ広い場所のディコンドラの方が全体的に茶色く枯れていました。
ディコンドラは、雪や霜に当たると地上部が枯れてしまいますが、多年草なので根が残っていれば春にまた生えてきます。
北風が当たる場所のディコンドラは、ほとんど枯れてしまいました。
最後に
お庭のメインのグランドカバーとして、ディコンドラを約3年間育てました。
春から夏にかけての雑草対策としては「ちょっと頼りない」というのが正直な感想です。
ディコンドラの特徴を理解し、それを活かせるような場所で育てるのがおすすめです。
- お手入れがほとんど必要ない
- レンガの目地や、踏石の周りなどに植えられる(※芝刈りが必要な芝は不向き)
- 半日陰のじめっとした場所でも問題なく育つ(※芝は不向き)
※千葉県北西部で育てています。お庭は南向き、冬は霜が降りる地域です。成長速度などは地域によって異なります。