ずっと気になっていた味気ないブロック塀を、かるかるブリック(カルセラ)を使ってDIYしました。
目地埋め作業は、想像以上に難しかったのですが、作業するにつれて上達しました。
「ブロック塀DIYの作業手順」と「目地埋め作業のコツ4つ」を記事にまとめました。
- かるかるブリックはどんな商品?
- ブロック塀DIYの作業手順
- 目地埋め作業のコツ4つ
- 購入した商品の紹介
かるかるブリックで、味気ないブロック塀をおしゃれにDIY
味気ないブロック塀が、かるかるブリックでお洒落になりました。
- 作業時間:7日間 (1日3〜7hの作業、貼り付け3日・目地埋め4日)
- かかった費用:41511円
- かるかるブリック「B-2ミドルブラウン 」(Lサイズ×175枚、半丁サイズ12枚)
- タイルエースpro「グレー」(4袋)
- タイルの目地材 (ホワイト6袋、グレー6袋)
- モルタル注入袋 (※2枚入り)
- ステンレス目地鏝 (6mm/9mm)
- マスカー
- スクレーパー
- プラスチック盛板
かるかるブリック(カルセラ)は、玉川窯業(株)が開発した商品で、原料の調合から窯焼き、販売までをおこなっています。1250℃の窯で焼いているので耐火性があり、自然な風合いが「Made in Japan」のこだわりを感じます。
ホームセンターで実物を見て「B-2ミドルブラウン」を購入しました。商品画像は色が悪く見えますが、実物はいい感じです。
たくさん購入する場合は、ネット購入がお買い得です。
目地鏝は、2種類のサイズを購入しました。(かるかるブリックは不揃いな形状なので、目地幅が均一ではありません。)
モルタル注入袋は、再利用ができて、2袋入りが数百円なので、お買い得です。
米袋(ビニール製)でも代用できますが、家にありませんでした(泣)
- タイルスポンジ
- マスキングテープ
- ゴムハンマー
- トンカチ
- タガネ
- メジャー
- スコップ
- ゴムベラ
- 作業椅子(台車付き)
タガネとトンカチは、ブロック塀の凸部分を取り除くのに使用、ゴムハンマーは、レンガタイルの貼り付けに使用しました。
1、ブロック塀を水洗いする
一見きれいに見えるブロック塀も、タワシで水洗いすると汚れています。
前日に水洗いして、1日乾燥させておきます。
ブロック塀の凸部分は、タガネとトンカチを使って取り除きます。
2、養生する(マスカーがあると良い)
養生テープとマスカー(ビニールシートが付いている養生テープ)を使って、養生します。
ブロック塀の幅と高さを測り、レンガタイルが均等に収まるように計算(私の場合は88cm×28cm)して、区切ります。
4枚×4枚=16枚が収まるように区切りました。
作業スペースを区切ることで、不揃いなかるかるブリックを、均等に貼り付けることができます。
3、タイルエースを塗って、レンガタイルを貼る
区切った作業スペースに、タイルエースを薄く塗ります。
レンガタイル裏面にもタイルエースを塗ることで、より接着が強くなります。
タイルエースの塗り跡を目安にして、レンガタイル16枚(4×4)がきれいに収まるように調整します。
作業を途中で中断する際は、マスカーでカバーをしておくと、雨を防げるので安心です。
貼り付け作業に合計3日かかりました。タイルエースは約4袋使用しました。
4、目地材を作る
濃いグレーとホワイトの目地材を1対1で混ぜ、薄いグレー(コンクリートブロックとほぼ同じ色)にします。
粉の状態でよく混ぜてから、水を入れます。
目地材はよく混ぜないと、小さい穴が空いたり、ひび割れの原因になります。
5、目地材を注入する
注入袋を使って目地材を入れていきます。
後工程で、削りの作業をすることを考慮して、目地材は、隙間なくたっぷりと注入するのがポイントです。
目地材は、溢れるくらいたっぷりと注入する
6、目地材が適度に乾くまで放置する
すぐに目地鏝で仕上げをしてくなりますが、適度に乾くまで放置します。
- 触っても指に付かない
- 目地材に潤いがない
上記の状態になるまで、日陰の場合は数時間かかる場合もあります。
乾きがあまいと、ねっとりしてうまく削れません。
目地材が、ある程度乾いてから削りの作業をする
7、目地鏝で目地を整える
目地鏝を使って、目地の表面を削ります。
目地ラインの上側を削り、次に下側を削ってから、真ん中をおさえて仕上げます。
言葉では分かりづらいので、動画を参照してください。(※リンク動画は、削り作業からの途中再生です。)
目地ライン 上→下→真ん中の作業順序
きれいに削るコツは、目地鏝を角度をつけて傾け、面ではなく角を使って、レンガタイルの側面を滑らせます。(※動画参照)
目地鏝の角を使って削り取る
削りの作業は合計4日かかりました。作業のコツをつかむまでが大変でした…。
8、レンガタイルに付いた目地材を取る
削りカスをブラシやホウキで落としてから、水をつけたスポンジや歯ブラシを使ってレンガタイルに付いた目地材を落とします。
完成
仕上がりにはほぼ満足です。すごい達成感です。
文章で分かりづらい部分は、動画を参照してください。
まとめ
- 作業時間:7日間 (1日3〜7hの作業、貼り付け3日・目地埋め4日)
- かかった費用:41511円